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はじめての一眼レフ選び

 

はじめてデジタル一眼レフカメラの購入を考えている人は「一眼レフといっても色々あるし、果たして使いこなせるだろうか」とお考えのことかと思います。

私もそうでしたが、コンデジに比べると値段も高いですし、サイズも大きく、本格的に見えるので、どうしても戸惑ってしまいがちになってしまいます。実際はシャッターを押せば誰でも写真が撮れてしまいますので全く恐れる必要はありませんでした。

 

メーカーはどこがいいの?
さて、次に悩むのがカメラのメーカーですね。よほどのプロでもない限り、市販されているカメラはどこのメーカーでも気にすることはありませんが・・・・・
あえてのオススメはニコン、キヤノン、ペンタックス、ソニーの4社といったところでしょうか。
この4社を推す理由は……

1 レンズの種類が豊富(レンズが豊富だと表現の幅が広がります!)
2 使っている人が多い(カメラ、レンズ、写真など諸々の情報量が多い)
3 一眼レフならではのセンサーサイズ!(背景のボケが綺麗とか解像度が高くて画質がいいとか)


一眼レフで撮れる写真の表現の幅は本体もですが、レンズに左右されることも大きいです。レンズの種類が多いとアマチュアカメラマンが手を出しやすい価格帯のレンズでも良い物がありますから、一眼レフのレンズ選びを楽しむ幅が増えます。
そして昨今の一眼レフブームにより旅行先でカメラをぶら下げている人のロゴを見てみるとキヤノン、ニコン、ソニー、ペンタックスががかなりの割合を占めています。特にキヤノン、ニコンの割合は日本だけではなく世界で見てもかなり多いです。初心者から多数のプロカメラマンも使っていますのでデジタル一眼レフの世界では最も王道な2社ですね。
また、原則的には他社のレンズを他社のカメラに取り付けることはできないので、たくさんの人が使っているメーカーのカメラを持っていると友達や家族間でカメラやレンズの貸し借りなどといったこともできるようになるわけです。実際私もレンズやカメラが壊れて修理に出している時に友達から借りることができたのは助かりました。自分の持っているレンズや本体と組み合わせられるし、同じメーカーだと操作が似ているので戸惑うことがあまりないんですね。

これら4社の初心者向けのカメラは以下の通り!!

     

これらは入門機あるいはエントリー機という名で初心者向けに売り出されているようなカメラになるのですが、だいたい値段が4〜7万円ぐらいのカメラですね。
コンデジを触ったことがある方ならわかると思いますが、このグレードのカメラにもコンデジのような風景モードや人物モードがついているのでカメラについて全く知識がなくても抵抗なく買うことができると思います。もちろん自分で撮影の設定を変えて本格的な撮り方もできるようになっています。
撮った写真の編集もカメラの内部でできるので編集した写真をプリント屋さんに持っていて即プリントということもできるわけですね。上級グレードに比べるとずいぶんとコンパクトで持ち運びもしやすいクラスでもあります。
ライトな楽しみ方からちょっと本格的な楽しみまでカバーできているのがエントリー機の特徴ですね!

他のメーカーのカメラはどうなの?

もちろん先に挙げた4社以外も素晴らしいカメラをたくさん出してきています。
しかし、王道的なカメラの楽しみ方を求めるとどうしてもたくさんの人が使っているメーカーのほうが有利にはなってきます。
例えば新しいレンズを探す時もレンズの種類が豊富ですと自分の理想にあったものを探しやすくなりますし、中古品も多く出回っているので優れたレンズを安くで仕入れることができるわけです!そして使っている人が多いのでその商品に対する情報量も多くなるのでじっくり検証することもできます。


ミラーレス一眼はどうだろう?
レンズ交換をして楽しむという意味ではミラーレス一眼はオススメできません。小型軽量化をしているため、取り付けられるレンズが少なく、ファインダーも電子ファインダーであるため動いているものを撮る時には不向きです。初心者の方がこれからカメラを趣味にするという意味ではちょっと弱いでしょうか。

 

初心者だからってグレードが入門機である必要はない
エントリー機を買って、カメラという趣味にどっぷりとハマってしまった多数の人が「最初からもっと上のグレードを買っておくべきだった」と感じているそうです。デジタル一眼レフという物はグレードが上がってもスペック的にはそれほど変わるものではありませんが、耐久性や撮影のレスポンスが大幅に向上します。見栄えもより本格的なものに近づきますので、そういう意味でも上のグレードを買いたくなるという方が結構多いようです。
実際、私もそのくちで最初は3年ぐらいは初心者用の機種で満足できるかなと思っていたのですが、1年ぐらいでミドルクラスの機種に乗り換えました。使い心地は撮影のレスポンスも良く、ファインダーも見やすくなって、これなら最初からこのクラスを買っておいても良かったかもしれないと思うほどでした。画素数やISOなどといったデジタル的なスペック自体はそれほど変わりませんが、操作性やシャッター速度などといった基本性能が上がったことにより、格段に良い写真が撮りやすくなりました。

上であげた4社のミドルクラスの機種は以下の通り!
     


ミドルクラスですとレンズキットで約10万〜15万円ほどとなっています。
最初のうちは初心者のような写真しか撮れないかもしれませんが、操作になれていけばすぐに自分の思うような写真が撮れるようになります!専用のページも作成しましたので、ぜひご覧ください。

最終的にオススメなのは?
以上のことをふまえた上で個人的にオススメな機種は…………

 

ニコンのミドルクラス機です。現在はD7100が最新機種ですが、一つ前の機種であるD7000を選んでも十分なスペックです。値段も安くなってきており、18-300mmのレンズが一本あれば広角から望遠まで一気にカバーできるので撮影の練習や旅行の時にはピッタリかと思います。
基本性能がしっかりしているので長年使い込むカメラとしてはオススメの一台ですね!将来グレードアップしてもこのクラスであればセカンド機としても十分使うことができると思います。

 

ペンタックスのエントリー機種といわれていますが、性能的にはミドルクラスの機種と変わらないです!このクラスでは圧倒的な性能とコストパフォーマンスではないでしょうか。
視野率が100%であるということは大きいですね。エントリー機では視野率が100%未満のものが多く、実際にファインダーを覗いて見えていない部分が写真として写ってきます。100%ですときちんと見えている部分が写るので写真の構図が決めやすいわけです。オススメの機種ですね!

 

キヤノンのハイアマチュア〜プロ御用達のクラスの機種で、このクラスのカメラでは絶大な人気を誇っていました。最新機種であるEOS 5D Mark IIIの誕生によりアマチュアでも手が出しやすい値段になってきています。ちなみに5D MarkIIIではボディで29万円。レンズキットで36万円と頑張らないといけない価格帯ですが、この機種ですとボディで11万円、レンズキットで23万円です。
もちろんプロカメラマンも多数使っているということで性能やスペックは問題なしです。女性の方だとちょっと大きくて重たいかもしれませんが、本気でカメラを楽しみたいという方にはオススメです!!

 

ニコンのエントリー機とミドルクラス機の中間ぐらいに位置するカメラですが、デジタル製品は新しい物ほど良いということで画像処理エンジンはニコンの最上位機種D4と同等のものを搭載(センサーサイズはD4のほうが大きい規格です)基本性能もミドルクラスに匹敵するほどの性能となっています。フォーカスポイントというピントを合わせられる箇所が39箇所もあるので花や虫のマクロ撮影で絶大な効果を発揮してくれそうです。
面白いのがバリアングルモニターですね。背面の液晶ディスプレイが自由に動かせるので高い位置や低い位置からの撮影が無理な体制をしなくても簡単にできます。
はじめて買う一眼レフとしてはお手頃な値段ですし、後にグレードアップしてもセカンド機として十分使えそうです。





 

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